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放送続行の日テレドラマの影響で、視聴者の自傷行為やスポンサーCM撤退の大問題 [社会問題]

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 23日、先日、熊本市の慈恵病院から放送の中止を要請された”日本テレビ系連続ドラマ「明日、ママがいない」”に対し、全国児童養護施設協議会と全国里親会が会見し、ドラマ内容の改善を求めたと報道されました。

 また、この放送を観た視聴者が、放送終了後に自ら手首を切ったというショッキングな事例も報じられています。

 各専門分野から、内容についての改善を指摘されている日本テレビは「真摯に受け止め、今後とも内容に細心の注意を払ってまいります」とコメントしています。


 このドラマに対しては、専門的な見地からの内容の検証が不十分だとして、多くの不評が聞かれます。

 担当の脚本家も、現場の取材などをほとんどしないといわれ、専門家に言わせれば、触れてはいけない部分を理解していないで放送している状態だといいます。

 この影響は番組に対するスポンサーにも波及していて、初回放送時にはスポンサー企業名がテロップで流れていましたが、第2話の放送ではカットされていました。

 また、この番組のスポンサーは8社ありましたが、うち3社はコマーシャル自体を取りやめています。

 企業としても、このドラマの内容と悪い評判に自社ブランドの評価が左右されることを恐れたのでしょう。

 当然で賢明なことだと思います。

 現在も、日本テレビは強硬姿勢を崩しておらず、”留意して続行”といった意思を持っているようです。

 全国には主人公と同じような境遇の子供が大勢います。

 これらの子供達は学校で「おまえが(ドラマの)主人公なのか」と根掘り葉掘り聞かれていたりするようです。

 このような事態に発展しているのにも拘らず、このまま放送を続けるつもりなのでしょうか。

 すでに、3社がCMを止めましたが、残りの5社も早急にCMの取り止めを決定するべきです。

 もしも、日本テレビが世間の注意を無視して続行したいと考えても、スポンサー企業がすべて降りてしまえば、中止せざるを得ないでしょう。

 そのような事態になれば、放送を中止に導いた企業の評判は上がるのではないでしょうか。

 もちろん、このような打算的な決定方法ではいけないと思いますが、強硬姿勢を崩すためにはこの方法がベストなように思えます。

 英断を望みます。




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