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米国家安全保障局(NSA)が中国軍やロシア軍のコンピューターに監視ソフトを埋め込んでいることが発覚 [ニュース]

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 15日、米ニューヨークタイムズの報道により、米国家安全保障局(NSA)が中国軍やロシア軍などの世界各国の10万台近いコンピューターに対し、情報の送受信を目的としたソフトウェアを埋め込んでいることが明らかになりました。

 他にもメキシコ警察、麻薬組織、欧州連合、サウジアラビア、インド、パキスタンなどのネットワークについても対象にしているとされています。

 これは、米国に対するサイバー攻撃を監視、防御するためということです。

 また、監視の対象となるコンピューターに対し無線機を埋め込んでいるともいわれ、インターネットに接続していなくとも、その無線機経由で情報を盗み取ったりウイルスを送り込むことが出来るということです。


 NSAが実際の回線経由で情報を盗み取っていたことについては、特段驚きもせず、ありえそうな気がしましたが、他国のコンピューターに細工を施すということには流石に驚きました。

 どのような方法でこのようなことを行なったのか不思議でなりません。

 そして、このような仕掛けをなされた方は、このことに気づいていたのでしょうか。

 このような情報が、ニューヨークタイムズから暴露されてしまったということは、やはり関係者が情報提供したのでしょうね。

 それにしても嫌な世の中です。

 このようなことではプライバシーも、秘密も存在しなくなってしまいます。

 当然、ソフトウェアを仕組まれたコンピューターにもセキュリティーソフトは稼動しているはずなのに、おそらく反応はしないのでしょう。

 我々のコンピューターにしても、どれだけセキュリティーソフトを信用してよいものなのか不安になってきます。

 ある日突然自分の情報が世間にさらされることを覚悟しなくてはいけないのでしょうか。

 現在、自分のコンピューター上で稼動しているソフトウェアのすべてについて、その動作を熟知している人はほとんどいないでしょう。

 悪意のあるものが含まれているとしても、自分自身の力では見つけることはできないのが現実です。

 しかし、だからといってコンピューターのない生活には戻れません。

 アメリカがインターネット網を整備して行った目的は、リスクの分散と言われていますが、実は世界中の情報を盗み取るということだったのかもしれませんね。





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タグ:NSA
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