振り込め詐欺のターゲット探し？不審電話急増

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　４日、全国で国税局や税務署の職員と称し個人情報を聞き出そうとする不審電話が急増していると報道されました。

　この内容は、”年金を受け取っているか”、”年金額はいくらか”、”預貯金はいくらあるか”、”株式、投資信託、債券を持っているか”、”子供の生年月日”、”近くに住んでいるか”などということです。

　現状では、これにより金銭的な被害は確認されていません。


　この不審電話は、年金受給調査などといって上記の項目について問うようです。

　また、調査対象は６０歳以上で、一人で暮らしている者らしく、電話の応対者が若かったり、高齢者でも同居者がいると電話を切るということです。

　これらのことから推測すれば、振り込め詐欺のターゲットを探していると考えられそうです。

　この電話自体では、被害を受けることは無いようですが、正直に答えれば後になって詐欺被害にあうかもしれません。

　逆に言えば、この調査に対して、”子供と同居している”、”預貯金は無い”などと回答すれば振り込め詐欺のターゲットから外れるということですね。

　国税庁は”現状では何のためにしているのかさっぱりわからない”とコメントしていますが、目的はかなりはっきりとしているように思います。

　国税局や税務署がこのような調査をすることはありませんので、決して正直に答えないようにしたいものです。

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タグ：税務署 国税局 振り込め詐欺 年金受給調査