ＮＨＫ受信料全世帯義務化

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　３日、ＮＨＫが、テレビの有無にかかわらず全世帯に対し受信料を徴収する”受信料義務化”を検討していることが明らかになったと報じられました。

　これは、ＮＨＫの執行部からＮＨＫ最上位機関である経営委員会に対して提出された文書によって明らかになったものです。


　ＮＨＫ放送については、現在、地上デジタル放送とともにインターネットによる番組視聴が可能ですが、このような状況下では放送の見る見ないをテレビの有無で判断することは事実上不可能になってきています。

　また、現在の受信料支払率は約７３％ということで、不公平感があることも事実です。

　義務化が制定されれば、２割ほど受信料を値下げすることができるとも言われていましたから、受信料を納めている人から見れば、これについては賛成できるところではないでしょうか。

　しかし、実際にＮＨＫの放送を見ることの無い人もいるわけですから、このような人に対し、義務化するということはもちろん賛成できることではありません。

　このような難しい問題がありますので、義務化が今すぐに行なわれるということではないようですが、検討されているということは可能性があるということです。

　この問題については、国会で議論され決定されるべきことだと思いますが、もしも、義務化が制定されれば世論の批判は必至でしょう。

　しかし、現在の負担の不公平を放置しておくことも問題ですから、これの是正についてはなるべく急がなくてはいけません。

　大変難しいことですが、多くの人が納得できる解決をお願いしたいですね。

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タグ：ＮＨＫ 受信料 義務化