高速道路無料化断念

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　１１日、国土交通省は、２０５０年に予定していた高速道路無料化を先延ばしにする方針を決定したと報道されました。

　これは、現在までの高速道路建設にかかった借金４０兆円を２０５０年までに返済する計画の見込みが立たなくなったということです。

　高速道路の老朽化が進み、大幅な改修費が必要とされることが主な原因とみられ、今後の無料化については今夏の参議院選挙後に決定するということです。


　民営化された高速道路会社は平均して年１兆円の借金をを返済しているということですが、今後の高速道路の改修費について１００年間で５兆円から１０兆円が必要になるとの試算を発表しています。

　現在も新しい路線が建設されている上に、大幅な改修費が必要なのですから、実質高速道路無料化は夢の話のようですね。

　民主党が政権を握るときに示した高速道路無料化の公約も結局守られること無く、このようなことでは政府の言うことに期待が持てなくなります。

　一般の社会では”信用第一”なのに、こちらは別世界ですね。

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タグ：高速道路無料化