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強毒性H5N1型鳥インフルエンザに抗体を持つ日本人男性見つかる [ニュース]

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 6日、藤田保健衛生大(同県豊明市)の黒沢良和学長らの研究グループは、これまで国内で発症例がない毒性の強いH5N1型鳥インフルエンザの抗体を、愛知県に住む日本人男性(66)が持っていることがわかったと発表しました。

 この男性は過去にH5N1型鳥インフルエンザを発症したことはありません。

 また、今までH5N1型に対して国内で抗体を持つ人はいないと考えられていました。

 研究グループは、2009年に流行したインフルエンザ(H1N1型)のワクチンを男性に接種し、1カ月後に血液を調べた結果、H1N1型に作用する抗体とは別に”VH1-69”という抗体が作られていたと発表しています。

 この”VH1-69”には、H1N1型のほかH5N1型など複数のインフルエンザウイルスの感染を阻害する効果のあることが確認されました。

 過去の他の型のインフルエンザ感染を記憶していた細胞が”VH1-69”を作っていたということです。

 この抗体は、この他の複数のインフルエンザウイルスに対しても抵抗力があるということで、さまざまな型があるインフルエンザ全てに抵抗できる”万能抗体”を作るワクチンの作製が可能になるのではないかと期待されています。

 この男性は21歳までにインフルエンザに数回かかったが、その後は発症しておらず、ワクチン接種も受けていなかったということで、研究グループは、男性が感染を繰り返すうち、何らかの理由で鳥インフルエンザなどへの抗体が体内につくられたのではと見解を述べています。

 こういう発見は本当にありがたいですね。

 インフルエンザはさまざまに変異を繰り返し、その型に合った抗体でなくては防げないといわれていますから、もしも万能抗体が作られるようになれば、患者数は激減するのではないでしょうか。

 特に、高齢者については、発症すると生命の危機にもさらされるわけですから、この発見をもとに研究を進め、早急に結果につなげていただきたいものです。

 近い将来にインフルエンザ撲滅の発表があることを期待したいですね。



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