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中国が主張する防空識別圏航行の日米軍機に対し中国軍機緊急発進 [ニュース]

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 29日、中国国防省は、東シナ海に中国が設定した防空識別圏に外国軍機が進入したため、中国軍機が緊急発進したと発表しました。

 これは、23日に中国が同海域へ防空識別圏を設定して以来初めてのことです。

 発表では、緊急発進によって米軍機2機と自衛隊機8機を確認したとされていますが、無線警告を行なったのか、また、どの航空機について緊急発進をしたのかについては言及していません。

 ただし、日本の防衛省はこの事実に対し「確認していない」と否定しているということです。

 また、日本政府高官は、スクランブルの報告を受けてないことを明らかにし、「宣伝ではないか」と中国の発表を疑問視しています。


 中国の突然の防空識別圏設定の発表以降も、この海域を日米韓の航空機は中国の求める事前通達をせずに航行しています。

 これに対し、中国世論は、”これでは防空識別圏を設定した意味が無い”と政府の対応を揶揄しています。

 おそらく、中国政府はこのような世論に対して、何らかのアピールをする必要があったのではないでしょうか。

 しかし、本当に緊急発進をして他国機と対峙するようなことにでもなれば、その後、重大なことに発展する危険は否めません。

 そこで、自国民を騙すために今回のような”宣伝活動”をしたのではないかと思われます。

 もともと中国政府は、国内の政府に対する不満の矛先をかわすため、反日感情を煽り、日本を国民共通の敵として団結するように仕向けていると言われています。

 しかし、強硬な態度をとり防空識別圏を設定したところが、他国に完全に無視されてしまったことで、これではまずいと思ったのでしょう。

 そこで、強い政府をアピールするために、このようなことになったのではないかと思えます。

 国内では戦争も辞さないような雰囲気を作り出しているようですが、実際は望んでないように思えます。

 おそらく、何らかの形で、中国政府の面子を立ててくれれば、喜んで手を引くのではないでしょうか。

 しかし、現状で日米がそのようなことをするとは思えません。

 最悪な展開にならなければ良いのですが。





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