中国、北朝鮮口座凍結

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　７日、中国メディアは、中国の４大銀行の一つである中国銀行が、北朝鮮国営の朝鮮貿易銀行に対し取引の停止と口座の閉鎖を通告したと報じました。

　朝鮮貿易銀行は北朝鮮の核開発の資金を提供しているとして米国の制裁対象になっており、今回の措置は中国政府が米国の要請に対応したともの見られています。

　また、中国内には北朝鮮の銀行が数多くあると言われていますが、朝鮮貿易銀行は対外貿易額で２位の南北朝鮮銀行に３倍の差をつけています。

　今回の措置が北朝鮮の対外貿易に与える影響は大きいと見られています。


　ついに、中国にも見放されてしまったということですね。

　北朝鮮は、ミサイル発射や核実験などを中国の制止を無視して行なってきたわけですし、以前の報道で、中国が北朝鮮に対して強い不快感を示していたことも事実です。

　北朝鮮としては、まず中国と対話を進めようと考えていたらしいですが、ここまで勝手なことをして上手くいくとでも思っていたのでしょうか。

　中国にしても、ここのところ国際社会からの評判は悪くなる一方ですし、仲良くしていたロシアからも冷たくされる始末です。

　この情勢で、北朝鮮に肩入れするようなことでもあれば、非常に厄介なことになることは分かっているでしょう。

　日米韓は、今後の中国の北朝鮮に対する政策がどのように変移していくのかを注視しているといった報道もありますが、おそらく今回の流れは変わらないのではないでしょうか。

　懸念されることといえば、北朝鮮が窮鼠となり暴挙に至ることですね。

　中国が敵に回ったことで、折れてくれれば良いのですが。

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タグ：北朝鮮