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サッカーチーム監督が保険金詐欺で逮捕 [ニュース]

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 17日、青森県の社会人サッカーチーム監督が、”スポーツ安全保険”の制度を悪用し、保険金を騙し取ったとして逮捕されました。

 この監督は、岩手県の社会人サッカーチームに在籍していた2009~2010年の間に、複数の選手と共謀し、通院や障害の事実が無いのにも拘らず、保険会社に虚偽の請求をし、十数万円の保険金を騙し取ったということです。

 この保険は、10万円以下の保険金請求については医師の診断書が不要であることから、この制度を悪用した可能性があるとされています。


 今年6月の保険会社からの告訴によって警察による捜査が開始され、今回の逮捕が成ったということですが、県のサッカー協会には、昨年から保険会社による事実の照会が行なわれていたようです。

 この監督は、数万円単位の請求を数十件もしていたということですから、疑われるのは当然のことですね。

 監督としては実績があるようで、2010年にクラブチームの全国大会で優勝しているということですから、まったく残念な話です。

 本人にしてみれば、軽い気持ちで行なった、”軽率な行動”だったかもしれませんが、保険金を騙し取ることは間違いなく詐欺行為です。

 当然、詐欺罪で刑罰を受けなくてはいけません。

 これまで積み上げてきた実績や地位もすべて失うわけです。

 優秀な監督とは思えない、後先考えないまったく愚かなことをしてしまいました。

 先を見て作戦を考えるのが監督の仕事であるのに、これでは完全な采配ミスですね。

 スポーツの試合であれば次があるかもしれませんが、現実の人生ではそうではない場合がほとんどです。

 この監督は、十数万円のために人生を狂わせてしまったということです。 

 転落の末路が見えて、怒りよりも悲しみが先にたってしまいます。




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