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iPS細胞よりリスク少なく効率的な万能細胞の開発に成功 [ニュース]

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 29日、理化学研究所発生・再生科学総合研究センターなどのグループが、人工多能性幹細胞(iPS細胞)などと同様にあらゆる臓器や組織になれる「万能細胞」を新たな手法により作ることに成功したと報じられました。

 この方法は、オレンジジュースと同程度の強さの酸性で体温に近い37度の溶液が入った試験管に、マウスのリンパ球などの体細胞を入れ、30分間にわたり刺激するというもので、これにより75%の細胞は死んだが、生き残った25%の細胞のうち、その30%が万能細胞になったということです。

 この細胞は、外からの刺激で多能性を獲得することから「刺激惹起性多能性獲得細胞(STAP細胞)」と名付けられました。

 同じく万能細胞とされるiPS細胞が作製するのに2~3週間かかるのに対し、この方法では最短で2日間で作れるということです。

 また、iPS細胞は、遺伝子が傷ついてがん化の恐れがあり、成功率が0.1%程度という課題があるということですが、STAP細胞にはがん化のリスクもなく、成功率も高いとされています。


 これまで、動物の細胞は外からの刺激だけで万能細胞にならないとされてきましたが、この通説を覆す画期的な発見だと報じられています。

 今回の方法によって、生体内での臓器再生や細胞の若返りなどの医療に応用することができるのではないかと期待されているということです。

 ますます、医療は進歩しています。

 その内、不老不死の時代が来るのではないかと、本気で考えてしまいますね。

 それが、良いことなのか悪いことなのかは別として、長い人類の歴史の中で”夢”だったことが叶うかもしれないということです。

 こういったことが、日本で開発されたということは驚きとともに誇りでもあります。

 また、開発グループのリーダーは、30歳の女性だということですからこれにも驚きました。

 本当に良い仕事をしてくれたと思います。

 もちろん、この技術が実用されるまでには相当の時間が必要になると思いますが、出来るだけ早期に医療現場で活用されるようになると良いですね。

 今現在病気で苦しんでいる人が、ひとりでも多く救われることを祈ります。




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