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中国、四川大地震で日本の救援断ったことに非難の声 [ニュース]

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 22日、中国四川省で起きたマグニチュード7.0の大地震での救援活動について、中国政府は初めての外国からの救援隊として、ロシアの救援隊を受け入れることを発表しました。

 この救援活動には、日本や米国からも救援の意思があることを申し入れていましたが、中国政府は自国の力で足りているとこれを断っています。

 これに対し、中国版ツイッター微博では、今回の政府の措置に対して非難の書き込みが相次いでいます。

 一例を示しますと、「自国の力で足りているとして、日本の支援を断っておいて、なぜ、ロシアの支援を受けるのか。日本は地震多発国で、ロシアよりも地震被害に対する支援の経験は豊富だ。人道的なものと外交を結びつけるべきではない。」

 また、「それを超えると致死率が急激に上昇する72時間までの間にこそプロフェッショナルな救援人員が必要だ。ところが現地では経験の無いボランティアばかりだ。被災地で指揮を執っているのは名誉をあてにした官僚だ。我々の政府は、被災した人々の命を最優先にしようと思っていない。」

 そして、これは非難の投稿ではないのですが、被災地が四川省だったため外国からの支援を断ったとし、その理由を、「四川省の山や洞窟などは軍事機密の宝庫」であって、ロシアからの救援を受け付けたことは、「我々の軍事技術はすべてロシアから拝借したものだ。」と皮肉をいっています。


 いずれも、今回の政府の対応が、被災地の人命ではなく、外交を優先している態度に対しての不満を表しています。

 確かに現地では被災地が山間部であることもあって、土砂崩れなどで道路が寸断されているため、多くの人員の移動が制限されているようですが、その状況で最高の仕事ができるかは、経験などに左右されるものだと思います。

 昨日のニュースでは、被災された方々に充分な物資が届けられていない現状が報道されていました。

 どこの国でもそうなのかもしれませんが、権力者達が、第一の考えるのは保身なのでしょうか。

 情けなくなります。



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タグ:四川大地震
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